BtoB企業のホームページは、会社概要を載せるだけでなく、取引先に製品・サービスの特徴や対応範囲を伝え、問い合わせや商談につなげる役割があります。製造業の技術・設備、商社の取扱製品、法人向けサービスの導入事例など、業界や商材に合わせた情報整理が大切です。

一方で、BtoBサイト制作会社によって得意分野は異なります。検索からの集客を重視するのか、企業の印象をデザインで伝えたいのか、戦略や公開後の運用まで任せたいのかによって、適した依頼先は変わります。

この記事では、BtoBに強いホームページ制作会社・サービスを7つ、得意分野別に紹介します。小規模企業が予算50〜100万円で制作を検討する際のポイントや、費用・見積もりの比較方法も解説します。

なお、NORENは株式会社KOPが運営するサービス、Rashisa Designは株式会社KOPと株式会社NIAHOの共同サービスです。各社の特徴や料金は公開情報をもとに紹介しています。

コンテンツ

BtoBに強く「集客が得意」なホームページ制作会社

NOREN

小規模BtoB企業の集客を支える、SEO・AI検索を意識したホームページ制作

NORENは、SEO・AI検索を意識したWordPress基盤を使う、セミオーダー式のホームページ制作サービスです。製造業・建設業・商社・卸売業などの会社案内やサービス紹介に対応し、事業内容・強み・対応範囲が伝わるサイトを制作します。

サイト構成と原稿案の作成にも対応するため、ホームページに何を載せればよいか分からない企業や、社内で原稿を一から作る時間を取りにくい企業にも向いています。既存の情報や資料をもとに内容を整理し、お客様による確認を挟みながら進めます。

予算50〜100万円で新規制作・リニューアルを検討する場合は、税込71.5万円の「プロ・月額なし」を基準に、必要な追加対応を確認すると選びやすくなります。独自システムを作り込むよりも、製品・サービスの情報を整え、検索後や紹介後の確認先として活用できるホームページを作りたい企業におすすめです。

URLhttps://noren-world.com/
制作方法WordPress基盤を使ったセミオーダー式。サイト構成・原稿案の作成にも対応
制作事例https://airfarm-sanyo.jp/
https://www.md-cpaoffice.jp/
予算感月額なし:49.5万円(税込)〜
月額あり:33万円(税込)〜+月額5,500円(税込)

旧サイトの記事引き継ぎやリダイレクト、撮影、独自機能などが必要な場合は、見積もり時に対応範囲と追加費用を確認してください。月額なしはNORENの契約タイプを指し、サーバー・ドメインや必要な保守など、公開後の費用まで一切かからないという意味ではありません。

NORENの料金とプランを詳しく見る

BtoBに強く「デザインが得意」なホームページ制作会社

Rashisa Design

企業の「らしさ」を伝える、Studioによるオリジナルデザイン

Rashisa Designは、ノーコードツール「Studio」を使い、企業の世界観や個性を表現するホームページ制作サービスです。株式会社KOPと株式会社NIAHOが共同で運営しています。

取引先や採用候補者に伝えたい印象を、文章・写真・レイアウトなどを通じて形にします。打ち合わせを重ねて企業への理解を深め、公開後も社内外で長く使いたくなるサイトを目指す制作スタイルです。

会社の信頼感やブランドの見せ方を整えたい企業、競合との違いをデザインで伝えたい企業に向いています。建設業や士業の企業サイトなど、法人向けの制作事例もあります。

URLhttps://rashisa-design.com/
制作方法Studioによるオリジナルデザイン
制作事例https://uchida-sangyou.co.jp/
https://miraile.co.jp/
予算感140〜180万円程度

Rashisa Designの特徴・制作実績を見る

BtoBに強く「コンサルティングが得意」なホームページ制作会社

株式会社KOP

事業の課題から、サイト設計・機能開発・公開後の改善まで相談できる

株式会社KOPは、ホームページ制作、リニューアル・改修、SEOコンサルティングに対応する東京のWeb制作会社です。事業の目的や課題を整理し、必要な情報・機能・問い合わせ導線を検討したうえで制作を進めます。

企業サイトやサービスサイトに加え、情報量の多いポータルサイト、検索・会員機能などを持つサイトの設計・開発にも対応します。「どの制作方法が合うか分からない」「既存サイトを活かして改善したい」「独自の要件がある」といった段階から相談できます。

目的と予算に応じた制作方法をご案内します。公開後の検索流入や問い合わせ導線の改善まで、継続して相談したい企業にも向いています。

URLhttps://www.kop.co.jp/
主な対応範囲企画・情報設計、ホームページ制作、Webシステム開発、リニューアル・改修、SEOコンサルティング
制作事例https://inuki.mottainai-office.com/
https://nomura-reform.co.jp/
予算感内容・要件に応じて個別見積もり。高機能サイト・Webシステム開発は200〜400万円程度が目安

制作事例には、法人向けの居抜きオフィス移転支援ポータルと、一般消費者向けのリフォームサービスサイトを掲載しています。業界名だけでなく、サイトの利用者や用途も確認しながら比較してください。

KOPのホームページ制作・対応範囲を見る

株式会社アドミューズ

IT・製造業の専門情報を、伝わるコンテンツに整理

株式会社アドミューズは、IT企業・製造業のBtoBサイト制作に強みを持つ会社です。製品やサービスの理解をもとに、サイトの情報設計、専門ライターによる原稿制作、デザイン、公開後の運用まで支援しています。

IT商材や製造業の技術・製品など、専門知識が必要な内容を分かりやすく伝えたい企業に向いています。サイト制作に加え、導入事例やホワイトペーパーなどのコンテンツ、広告・SEO施策も含めて相談できる点が特徴です。

得意分野IT・製造業向けBtoBサイトの情報設計・専門原稿制作
予算感制作内容に応じて個別見積もり

株式会社ベイジ

BtoBマーケティングの戦略から、サイトの情報設計・制作を支援

株式会社ベイジは、BtoBサイトの戦略・情報設計・コンテンツ制作を重視するWeb制作会社です。制作前にビジネス要件の調査や分析を行い、サイトが担う役割や目標を整理したうえで設計・制作を進めます。

複数事業の情報を整理したい企業や、マーケティング戦略とサイトを一体で見直したい企業に向いています。原稿を含むコンテンツ制作や社内関係者との認識合わせにも時間をかけて進めるため、戦略段階から十分な予算・期間を確保する案件の比較先になります。

得意分野BtoBサイトの戦略・情報設計・コンテンツ制作
予算感通常700〜1,500万円程度になることが多いと公式掲載。内容に応じて個別見積もり(税区分の明示なし)

株式会社タービン・インタラクティブ

Webサイトと営業・マーケティングの仕組みをつなぐ

株式会社タービン・インタラクティブは、BtoB企業サイトの調査分析・情報設計・制作・運用を支援する会社です。HubSpotを使った顧客管理やマーケティングの仕組みと、Webサイトを組み合わせる支援が特徴です。

サイトから問い合わせを獲得するだけでなく、その後の営業活動や顧客管理まで整えたい企業に向いています。MA・CRMなどのツールと連携した制作を検討する場合は、構築費だけでなく、ツール利用料や運用体制まで含めて比較するとよいでしょう。

得意分野BtoB企業サイトの設計・制作、HubSpot導入・運用支援
予算感制作内容・支援範囲に応じて個別見積もり

BtoBに強く「サポートが充実」しているホームページ制作会社

株式会社サンロフト

地方企業のサイト制作から、更新・運用まで支援

株式会社サンロフトは、事業や課題を理解したうえで、BtoBサイトの戦略・構成・制作・公開後の運用を支援する会社です。製造業・建設業・物流などの制作事例を公開しています。

CMSによる更新や操作マニュアルの提供に加え、保守・軽微な修正、アクセス解析をもとにした改善支援も案内しています。社内での更新・運用体制に不安がある企業や、公開後も相談できる制作会社を探している企業の候補になります。

得意分野BtoBサイト制作と、公開後の保守・更新・改善支援
予算感制作費80万円(税別)〜。保守・軽微な修正サポートは月額1万円〜。原稿作成代行・撮影・システム連携などは別途費用

BtoBに強いホームページ制作会社の選び方

BtoBサイト制作会社を比較するときは、業界の制作実績、専門情報の整理、必要な機能、公開後の運用まで確認しましょう。「集客に強い」「デザインが得意」という説明に加えて、自社の依頼内容との相性を見極めることが大切です。

自社に近い業界・商材・用途の実績があるか

製造業なら技術や加工範囲、商社なら取扱製品や供給体制、法人向けサービスなら対応内容や導入事例など、顧客が判断するために必要な情報は異なります。同じ業界でも、会社案内・製品紹介・採用・物件検索では、必要な構成や機能が変わります。

制作事例を見る際は、見た目だけでなく「誰に何を伝えるサイトか」「サービスや対応範囲が理解できるか」「問い合わせへ進みやすいか」を確認してください。事例について制作会社がどの工程を担当したのかも、あわせて確認すると比較しやすくなります。

構成・原稿・写真をどこまで任せられるか

BtoBのホームページでは、製品・技術・サービスの専門的な内容を、初めて見る取引先にも理解できる形に整理する必要があります。原稿をすべて自社で用意するのか、制作会社が構成や原稿案を作るのか、取材・ライティングまで依頼するのかを確認しましょう。

社内で原稿を書く時間が取りにくい場合は、事業資料や営業資料をもとに原稿案を作ってもらえるかが選定ポイントです。ただし、数値・技術情報・取引条件などの正確性は、社内の担当者による確認が必要です。確認者と進行窓口を決めておくと、制作を進めやすくなります。

SEOと問い合わせ導線を制作段階から考えられるか

検索から新しい取引先との接点を増やしたい場合は、顧客が使う製品名・サービス名・課題に合わせたページ設計が必要です。各ページの役割を整理し、見出しや文章、関連ページへのリンクを整えることで、サイトの内容を伝えやすくします。

訪問者が問い合わせを判断するには、対応範囲、実績、費用の考え方、依頼の流れなども重要です。検索で見つけてもらう設計と、見つけた人が相談しやすい導線の両方を提案できるか確認しましょう。SEO・AI検索での順位や掲載、問い合わせ数は、制作だけで保証できるものではありません。

制作費に含まれる範囲と追加費用が明確か

見積もりは、合計金額だけでなく作業範囲をそろえて比較します。同じページ数でも、原稿作成や撮影、更新機能、既存サイトの移行が含まれるかによって、必要な総額は変わります。

  • 企画・サイト構成・原稿作成の範囲
  • 写真撮影・素材購入・図版制作の費用
  • 更新機能・フォーム・検索機能などの対応範囲
  • 旧サイトのページ・記事・URLを引き継ぐ範囲
  • 修正回数、納期、公開後のサポートと契約条件

公開後に自社で更新でき、必要な支援を受けられるか

製品情報・施工実績・導入事例などは、公開後も更新していく情報です。自社でどの項目を変更できるか、操作説明やマニュアルがあるか、更新を依頼する場合の費用も確認しましょう。

保守と集客改善は別の作業です。バックアップやセキュリティ管理を依頼したいのか、検索流入・問い合わせの分析と改善まで相談したいのかを分けて確認すると、公開後に必要な契約を選びやすくなります。

BtoBホームページ制作の費用と予算の考え方

BtoBホームページの制作費は、サイトの規模だけでなく、調査・原稿制作・デザイン・機能開発・移行作業などの範囲によって変わります。会社・サービス紹介を中心とした制作と、戦略調査や独自システムを含む制作では、同じ条件で価格を比較できません。

制作会社を探す前に、予算に何を含めるかを整理しておくことが大切です。制作費だけの予算なのか、撮影や原稿作成、公開後の保守費用まで含むのかによって、依頼できる範囲が変わります。

小規模BtoB企業が予算50〜100万円で優先すること

予算50〜100万円で制作を依頼する場合は、取引先が「何を頼める会社か」を理解し、相談を判断できる情報から整えましょう。会社案内・サービス紹介を中心に、まず必要な内容をそろえる進め方が現実的です。

  • 事業・製品・サービスの内容と、自社の強み
  • 技術・設備・取扱製品・対応地域などの対応範囲
  • 取引先の判断を支える導入事例・施工実績・会社情報
  • 相談できる内容、依頼の流れ、問い合わせ方法
  • 公開後に実績やサービス情報を更新する仕組み

原稿案の作成や基本的な更新機能まで含めて依頼したい場合は、NORENのプロ・月額なしが候補になります。独自の検索・会員機能、大量のページ移行、撮影などが必要な場合は、追加費用を確認したうえで優先順位を決めましょう。

月額あり・月額なしは初期費用と運用条件で比較する

初期費用を抑えられる月額ありの契約と、買い切りの契約では、支払うタイミングや公開後の条件が異なります。初期費用だけでなく、月額に含まれる内容、サイトの所有権、解約後の公開・移行条件まで確認してください。

NORENでは、月額あり・月額なしの契約を選べます。希望するプランと公開後の運用方法を合わせて比較することで、自社に合う契約を選びやすくなります。

戦略調査や独自機能が必要な場合は別途見積もる

顧客調査や複数事業の整理、取材・原稿制作、独自の製品検索、会員管理、MA・CRMとの連携などを含む場合は、会社案内中心の制作より工程が増えます。必要な要件を制作会社に伝え、制作費・外部ツール費・運用費を分けて見積もりましょう。

「予算内でどこまで対応できるか」「最初の公開に必要なものは何か」「後から追加できるか」を確認し、一度に盛り込みすぎないことも大切です。

BtoBホームページ制作会社を選ぶ際のよくある質問

BtoB専門の制作会社に依頼する必要がありますか?

必ずしもBtoB専業である必要はありません。自社に近い商材・業界の制作経験があり、取引先が比較・検討するときに必要な情報を整理できるかが重要です。専門性の高い原稿や営業・マーケティングとの連携まで依頼する場合は、その領域の経験も確認してください。

原稿や写真がそろっていない段階でも相談できますか?

相談できます。原稿案作成、取材、撮影などの対応範囲は会社によって異なります。営業資料・会社案内・製品資料・既存サイトなど、手元にある情報を伝え、制作会社と自社の役割を整理しましょう。NORENでは、サイト構成・原稿案の作成から対応しています。

リニューアル時に検索への影響を確認すべきですか?

確認すべきです。既存ページのURLや内容を大きく変える場合は、検索流入のあるページ、引き継ぐ記事、転送が必要なURLなどを整理します。デザイン変更だけでなく、移行・リダイレクト・公開後の確認が見積もりに含まれるかも確認してください。

制作期間はどのくらい必要ですか?

制作方法や規模、原稿・素材の準備状況によって変わります。NORENは発注から1週間〜1か月程度が目安ですが、独自設計や調査・取材・システム開発を含む場合は数か月以上かかることもあります。希望の公開日から逆算し、社内確認に必要な時間も含めて相談しましょう。

まとめ:目的に合うBtoBホームページ制作会社を選びましょう

BtoBホームページ制作では、製品・サービスの特徴や対応範囲を伝え、取引先が相談を判断できる状態を整えることが大切です。制作会社の得意分野、対応実績、原稿や機能の範囲、公開後の運用条件を比較して選びましょう。

小規模企業で検索からの集客につながる会社・サービス紹介を整えたい場合はNOREN、企業の世界観や印象をデザインで伝えたい場合はRashisa Designをご覧ください。制作方法や必要な機能がまだ決まっていない場合は、KOPでもご相談を受け付けています。

「業種別」のおすすめホームページ制作会社

弊社では、各業種ごとにおすすめのホームページ制作会社をピックアップし紹介した記事を公開しております。
制作会社にも業種ごとの得意不得意はあるので、得意業種別で制作会社を検討されたい方は是非ご覧ください。

「特徴別」のおすすめホームページ制作会社

特徴別でもホームページ制作会社を紹介した記事を公開しております。
例えば納期面や費用面において、特定の条件に強い制作会社をお探しの方は是非ご覧ください。